リフォーム業者に初めて連絡を取る際には、大まかなリフォーム予定内容を告げ、見積もり依頼をした後に業者の了解を得て、現地打ち合わせ日を決めて行きます。
見積もり依頼から始まる、業者選びのポイントについて紹介します。
見積もりが必要な訳
リフォーム工事の場合、同じ広さの部屋のリフォームでも立地条件や老朽度、リフォーム内容によって、工事日数や費用が変わってきます。
1件1件が全てオーダーメイドの工事になる訳です。
依頼者にとっては、リフォーム費用の概算や工事日数等の目安となります。
業者にとっても、見積もり内容に添って打ち合わせや変更プランを立てやすくなります。
業者選びのポイント
業者の人柄
見積もり費用は無料ですが、工事を請負う為の見積もりですので、最初の打ち合わせ時点で業者の接客態度や熱意、真剣味を伺え知る事ができます。
接客態度や熱意から、業者の人柄も分かり、打ち合わせを進めるべきかの判断の一つになります。
依頼者との相性
依頼者である、あなたとの相性も無視できません。
熱意があり人柄も良さそうだけど、一方的に話し、どうも好きになれない、相性が合いそうに無い等と思う場合もあり得ます。
好感は持てるけど、営業マンで実際の職人さんまで分からない場合もあります。
見積もり以後の打ち合わせ
最初の見積もり金額で思惑の予算と差があった場合、お互いがプランの変更や金額の変更をする、すり合わせができる事が大切になります。
業者が金額の変更に積極的でなかったり、あなたが、業者の提案するプラン変更に応じない場合は、お互い縁がなかったと諦めましょう!新たに業者選びを始めて下さい。
すり合わせができ、何度でも見積もり変更に応じてくれる業者であれば、あなたも業者の提案に耳を傾けるはずです。そうなる事で、信頼関係が築けて行きます。
依頼者のマナー
業者に見積もりを依頼した以上、断る際にも、依頼者として最低限のマナーを守って下さい!
- 玄関先で見積書表紙の見積もり総額を見て、門前払いする。
詳しい内訳や金額の確認のすり合わせも無く、単に総額が知りたかっただけとしか思えません。 - 見積もりは無料だからと、リフォーム予定にない場所を多く見積もり依頼する。
リフォーム内容や予算を何も決めていない。 - 相見積もりだと、別の業者の費用や内容の正当性を確かめる道具にする。
正しい相見積もり依頼では無く、決めた業者の不信感払拭材料に利用する。
業者も、見積書を作成するのに一定の時間や日数を要しています。
断る際には、見積もり内容を確認した上で、時間を割いて頂いたお礼の言葉を含め、丁重に断りましょう!
業者については業者の選び方のコーナーで詳しく紹介します。
まとめ
見積もりは、あくまで工事の目安にすぎません。
リフォーム工事は契約書の内容に添って、追加工事等を含めた最終請求金額が要です。
見積もり金額だけにこだわらず、業者の人柄や相性も含めて、業者選びの参考にして下さい。