住みながらのリフォームでリフォーム箇所が数部屋に渡る場合、工事工程表があれば、工事の進行状況を確認しながら生活部屋や家具の移動も行なえ、不便な生活を最小限にする事が可能です。
リフォーム費用の節約にも繋がる工事工程表の活かし方を紹介します。
住みながらリフォームでの工事工程表の活用
大規模リフォームや大規模リノベーションなどの全面リフォームでは、別の住居への仮住まいが必要ですが、部分リフォームでは生活をしながら、部屋を移動する住みながらリフォームが殆んどです。
リフォームの工事中は不便な生活を強いられる訳ですが、住みながらのメリットを理解してリフォームを終えるためにも、工事工程表を上手に活用して下さい。
住みながらリフォームの特徴
住みながらリフォームする場合、居ながらに毎日の工事の進歩状況が自分の眼で確認でき、業者との情報も共有でき、信頼関係も深くなる事で、納得できるリフォームになリます。
反面、1ヶ月以上の工事期間が続くと、家族の中には不便な生活を強いられる事がストレスになり、業者に早期完了を訴える人も現れます。
屋根や外壁など、外回りのリフォームでは影響は少ないのですが、水周りの全般的なリフォームになると、くつろぎを感じるはずの食事やお風呂などの不便さはストレスも溜まりやすく、家族間で協力しあって工事期間を乗り切る事が大切になります。
仮住まいを選べば、不便さは解消されますが、余分な仮住まい費用が増える事でリフォーム予算が減る結果になりかねません。
住みながらリフォームでは、生涯で数少ないリフォーム機会を関心を持って楽しむ余裕を持ちたいものです。
工事工程表とは
工事工程表は、工事の請負業者が工事期間内に工事がスムーズに進行する様に、専門業者や設備機器類の搬入や工事日を分かりやすくまとめたエクセルなどで簡単に作成できる表の事です。
リフォームの場合、一度に多くの専門業者が入れなかったり、業者ごとに順を追って入る必要がある工事内容があるため、一業者の遅れが後の業者に影響を与えます。
工事工程表を作成依頼するメリット
工事業者のための工程表をリフォーム注文者から請負者に依頼するメリットを紹介します。
[char no=”1″ char=”わかさ-ポイント”] [/char]工程表を活かされたお客様の例
私がリフォーム工事を請負ったお客様の中に、とても熱心に工程表を活かされたお客様がおられます。
台所とリビング完成後に居間のリフォームを行いました。
住みながらであるため、台所とリビングの家具や食器は居間や押入れ、倉庫などに仮置きし、完成後に移動となります。
奥様いわく、何か不具合があった場合に工事を行った担当者を指名できるし、別の方でも写真を見せれば、内容が分かってもらえるからとの事でした。
土曜日には、子供さんに社会見学の様に工事の様子を説明され、家族ぐるみでの関心の高さに驚かされました。
後に、お風呂のリフォームも行い、アフターサービスも含めて家族ぐるみのお付き合いが今でも続いています!
[char no=”1″ char=”わかさ-ポイント”] [/char]リフォーム費用の節約に繋がる?
上記の工程表を活かされたお客様の場合、工事期間の短縮、家具の移動や整理、クリーニングに関わる人件費の削減で工事費を大幅に抑える事ができました。
請負業者で、工事名ごとに業者名や担当者を記録に残している業者は僅かでしょうし、10年以上経てば残っている事は稀でしょう。
アフターに駆けつけても、別人が行った内容を全て把握する事は困難ですし、費用も割高になる場合がありますが、お客様自身が記録に残していれば、業者名や担当者を指名して、無料アフターや格安アフターに繋げる事も可能なのです。
[char no=”1″ char=”わかさ-ポイント”] [/char]まとめ
わかさからのアドバイス
リフォーム工事は業者任せでも、作業がスムーズに進行するか否かは注文者であるお客様の配慮次第で変わる場合もあるのです。
工事中の工事工程表と共に生活工程表の様な、あなたらしい工夫でリフォーム費用の節約に繋がる工程表を作成してみては如何でしょうか!