雨漏りの原因

雨漏りは台風や豪雨による場合や屋根や外壁の劣化、瓦の割れやズレ、樋の破損、天窓やサッシ、コーキングの劣化など多種多様の原因が有り、検査や点検で総合的に雨漏りの原因を判断できる業者を選ぶ事が重要です。

雨漏りの原因別に依頼する業者の選び方について紹介します。





雨漏りの原因

雨漏りの原因は瓦の割れや鉄板のめくれ、壁板の割れ等の様に朗らかに特定できる場合から建築業者であっても原因を特定できない場合も有ります。

原因が特定できる場合には、専門業者による補修や修理で費用も少なく済みますが、特定できない劣化による雨漏りの場合は屋根や壁のリフォーム工事が必要になります。

いずれの場合にも独自の判断で専門業者を選ぶのでは無く、総合的に判断できる工務店や建築業者に点検を依頼し、修理費用の見積もりをしてもらうのが最善です。

原因が特定できる雨漏り

雨漏りの原因となる場所が目視で確認でき、専門業者に修理の依頼が可能な例

  • 台風や強風で瓦が割れたりずれ落ちた
    平瓦が割れたりずれ落ちた場合は差し替えで済みますが、棟瓦や漆喰がずれ落ちた場合には棟部分の葺き直しが必要になります。
    専門業者:瓦店(瓦やさん)
  • パラペットの笠木鉄板がずれたり隙間ができた
    笠木鉄板の隙間はコーキング処理で済みますが、ずれたり剥がれた場合には取替えが必要です。
    専門業者:建築板金(板金やさん、とゆやさん)
  • 波板屋根に割れや空間がある
    波板屋根に割れがある場合劣化状態ですので張替えが必要です。
    専門業者:工務店(大工さん)
  • 焼板等、外壁板に割れや空間がある
    最低限、割れや空間がある部分だけでも張替えが必要です。
    専門業者:工務店(大工さん)
  • 天窓屋根のコーキングやチューブがボロボロになっている
    コーキングやチューブの劣化状態ですので新たなコーキング処理が必要です。
    専門業者:工務店(大工さん)リフォーム会社
  • エアコンのダクト穴下から壁が濡れる
    エアコンの室外機をダクト穴より上の壁や屋根に設置している場合、配管を伝って雨が内部に侵入する場合が有ります。
    専門業者:電気工事店(電気屋さん)(家電やさん)工務店(大工さん)
  • 窓枠から内壁が濡れる
    外部に木製の窓枠がある場合、窓枠の劣化により雨が内部に侵入する場合が有ります。
    専門業者:工務店(大工さん)
  • 換気扇から壁が濡れる
    外部に換気フードが無い場合や樹脂フードの劣化、コーキングの劣化等で雨が侵入します。
    専門業者:工務店(大工さん)リフォーム会社
  • ベランダの天井が濡れる
    ベランダの排水口が詰まり、水が溜まる場合は
    専門業者:工務店(大工さん)建築板金(板金やさん、とゆやさん)
    広範囲で天井が濡れる場合は
    専門業者:防水業(防水やさん)工務店(大工さん)リフォーム会社
  • 樋から雨が溢れ壁が濡れる
    樋を伝って外壁から雨が侵入する
    専門業者:建築板金(板金やさん、とゆやさん)

どこに頼んで良いか分からない場合は、工務店(大工さん)かリフォーム会社に尋ねてください。




原因が特定できない雨漏り

劣化による雨漏りや台風の横殴りの雨で雨漏りする場合、業者であっても原因を特定するの難しい場合が有ります。

  • 二階天井の雨漏り
    二階天井の雨漏りの場合、二階の屋根に原因がありますが、屋根に上がって点検をしても原因を特定できない場合があります。
    屋根材の老朽化、瓦漆喰の欠落、瓦表面の凍てによる剥離、瓦全体のズレ、カラーベストや鉄板表面の劣化等
  • 一階天井の雨漏り
    一階天井の雨漏りで多いのが、庇や一階屋根と二階壁取り合い部分から雨が侵入する場合です。
    取り合い部分の補修だけでは無く、壁の改修が必要になります。
  • 台風の時だけ雨漏りする
    台風の横殴りの雨や強風は水の流れを逆流させたり、通常当たらない部分に雨が当たり漏れる場合や建物周囲の立地条件、一定の風向きだけ漏れる等場所の特定が困難な場合があります。
  • 柱を伝って雨漏りする
    建物の角柱等、外壁の劣化や屋根取り合い部分から雨が侵入する場合があります。
  • 部屋の壁が濡れる
    外壁上部に漆喰壁がある場合、吹き降り雨が漆喰壁下に当たり、内壁まで濡れる場合があります。
  • 窓のサッシから雨漏りする
    サッシから雨漏りすると言うより、外壁から侵入した雨がサッシ部分から漏れ出す場合があります。
  • 鉄筋コンクリート住宅の天井や壁の雨漏り
    鉄筋コンクリート住宅の陸屋根の防水剤が劣化した場合、一部の補修では雨漏りを解消する事はできません。

原因が特定できない場合や雨漏りの原因が複数考えられる場合、費用を安く抑えるために一つ一つ原因を解消していく方法と今後を考え屋根や壁のリフォームに至る場合が考えられます。

雨漏り原因を簡単に紹介しましたが、良くある雨漏りについては今後、詳しく紹介します。

まとめ

どの様な雨漏りで有っても、自己判断で専門業者を選ぶより、先ずは工務店やリフォーム会社に点検、検査を依頼するのが懸命と言えます。

雨漏りは気がつた時に処置をすれば修理費用も安く済みますが、僅かだからと放置すると目に見えない部分にまで被害が広がり修理が大規模改修に成りかねません。

困った時の為にも、日頃から気軽に相談できる工務店やリフォーム会社と付き合っておくのが重要ではないでしょうか!